2014/01/20

百均の腕時計

普段、腕時計をつける習慣はないのだが、土日の警備員のバイト時は携帯電話で時刻を確認することができない(規則で就業中の携帯電話の所持を禁じられている)ので、百均で買ってきた腕時計をつけている。その腕時計だが何時頃からか時間が一分ほど遅れるようになった。時間を訂正しようと時計をよく見ると何処にも時刻を訂正するためのボタンのようなものがない。正面下の白い楕円部分がボタンだと思っていたのだが実は単なる飾りだった。どうやらこの時計には時刻を訂正する機能がないらしい。もちろんオレンジ色のベルトと一体になった筐体を無理やり外して中の部品を取り出せば時刻の変更は可能だと思うが、元に戻せるかどうか不明だし面倒なのでやっていない。他にもこの時計は電池の交換も普通ではできないようになっていて、工場出荷時から毎秒消費しいく電池の残量が切れたら商品の寿命はお終いである。長らく店晒しになった商品は買ってから使用できる期間がその分短くなるということになる。時刻の訂正ができないことといい、異常に潔い商品コンセプトにちょっと感心した。

ちなみに使用している百均の腕時計はこれが二代目で、最初に買ったものはちゃんと時刻の訂正もできたし、電池の交換にも対応していた。しかし、使い始めて二月ほどしたら(土日しか着用していないにもかかわらず)ベルト部分の樹脂が弱くなってちぎれてしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿