マグノシュタット編が完結。
物語的にはまったく文句なく面白さを持続していると思うが、漫画としてはほぼ全編を占める戦闘シーンの表現がちょっと残念な感じ。登場人物が多数現れての戦闘になるのだが魔装状態だとパッと見のキャラの判別がしづらく、また決め技の極大魔法の表現も似たり寄ったりのものが繰り返されるので単調に感じる。また、巨大な敵との戦闘になるのだが、主人公側が空を飛んでいる状態で戦う場面が多いせいもあって、俯瞰だったり引きの構図が多く、巨大感が感じられず迫力にも欠ける印象を受けてしまう。今後の展開からも大きな戦闘シーンは欠くことができないだろうから、作者には戦闘シーンの描き方にはもうちょっと頑張ってもらいたい。
ところでマグノシュタットの学園長の最後のセリフの後でシンドバッドの顔が出てくるのはやはりラスボスはシンドバッドということなんだろうか?シンドバッドの場合、アルサーメン側に転ぶというより、シンドバッドの正義とアリババ&アラジンの正義との対立ということになりそうだが。
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